iPhone13搭載のシネマティックモードを利用した感想。最高です

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iPhone13が発売され、買い換えるかめっちゃ悩みますよね。

今回新たに搭載されて機能「シネマティックモード」。

シネマティックモードに対して、こんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

・シネマティックモードって何?
・クオリティーの高い動画が撮れるの?
・使う上でデメリット(使いづらさ)はあるの?

本記事では、iPhone13に搭載された『シネマティックモード』について解説していきます

 iPhone13Proで約1ヶ月シネマティックモードによる動画撮影を行い、感じたことを素直に綴っていきます。

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ビデオモードの解説や撮影時のおすすめアイテム記事もご参考ください。

ちなみに先日、京都嵐山で撮影した動画を編集しました。これはオールシネマティックモード撮影。

iPhoneとは思えない画質ではありませんか??

目次🫧(タップすると飛べるよ)

シネマティックモード機能を解説

シネマティックモードとは一言で言うと

「映画っぽく動画撮影できる機能」

(そんなこと名前から察しますよね笑)

では、どんな機能により映画っぽく撮影できるかお伝えします。

シネマティックモードではフォーカスアウトを行うことで映画のような撮影が可能となっています。

「フォーカスアウトってなんや・・・」

っという方、大丈夫です。今から説明します!

フォーカスアウトについて解説

例えば、普段見ているドラマでこんなシーンありませんか。

たか

背景がめっちゃボケていて、俳優さんにだけピントが合っているなぁ。

これを

フォーカスアウト:わざと焦点を外してボケた部分を作ることで被写体を目立たせる

と言います。

この表現はドラマや映画、MVなどによく使われている手法です。

もしそんなにボケている映像見た事ない!って方は好きな動画や映画を見直してみてください。大抵どこかのシーンでわざとボカすテクニックを使っています。

フォーカスアウトを意識してドラマを見ていると

「いや、後ろぼかしすぎやろ」って何回も突っ込むと思います。笑(僕はよく心の中で突っ込んでる)

実はシネマティックモードはかなり画期的!

なぜ、シネマティックモードがすごいのか。

実はこれまでiPhoneによるフォーカスアウトはできませんでした。

iPhone12以前の機種で背景をどうやってボカすかについての解説動画がいくつアップされてます。あの苦労はいったい・・・テクノロジーの進歩すげぇ。

クオリティの高い動画が撮れるの?

結論から言うと、シネマティックモードを使えばめちゃくちゃクオリティの高い、映画のような動画が撮れます!

やっぱり、背景をボカして撮るだけでクオリティの高い動画に見えますね。正直、適当に撮っても本格的な動画に見える。笑 

焦点を合わせる被写体を自動で変更

シネマティックモードでは、新しい被写体を認識すると自動的に焦点をそちらに合わせます

つまり、2人が縦に並んでいる際、手前の人が後ろを振り向くと奥の人の顔に自動で焦点が合います。

また、手動で焦点を変えることも勿論出来ます。

撮影後の編集も可能

 ノーマルのビデオモードで撮った動画と同様、後から明るさを調整できます。

 しかし!!それだけではありません!!

 f値(ボカし具合)も後から調整出来るのです!

 例えば、上はf 2.0、下はf 16に後から編集した動画です。

シネマティクモードの画面
f 2.0の動画
f 16の動画

映像の雰囲気が全然違いますよね?

被写体(彼女)はどちらもくっきり写っていますが、

f 2.0の方は背景だけが綺麗にボケており、被写体だけが目立つので惹き込まれるような映像になります。

逆にf 16の方は後ろの紅葉にもピントがあうので、全体の雰囲気を伝えたい時にはこっちの映像がベターです。

後から編集出来るのは本当にすごい。

動画編集時、ボカし具合で後悔することがあったのでこの機能は神的機能ですね。 

使う上でデメリット(使いづらさ)はあるの?

 こんなにも凄い機能があるシネマティックモードですが、実は使いづらさもあります。

広角(×0.5)が使えない

ビデオモードであれば広角(0.5X)が使えますが、シネマティックモードでは使えません

近いものを撮影することは厳しいですね。

理由として、シネマティックモードでは意図的に背景などをボカしますが、広角を使うとカメラと被写体の距離が近くなりボカす調整が難しいからです。

これはポートレートでも同様です。

焦点を合わせるのが難しい

シネマティックモードでは被写体に自動で焦点を合わせると言いましたが、これがデメリットに感じる時もあります。

複数の人がいると勝手に被写体対象が変わり、撮りたいものがボケてしまうことも多々・・・。

後編集で焦点を変えることも出来ますが、これがまた難しい。使いこなせる人がこの世にいるのかな?笑

f値(ボカし具合)を変える編集は便利ですが、焦点を変える編集はかなり手間がかかります。

人混みでの撮影はオススメできないです。

境界線がはっきりしない

一眼レフ等で撮った時と比べると、ボカした時に被写体と背景の境界線がかなり曖昧です。

よく見ると頭の端っこがボケてたり、指先もボケていたり。

とはいえ、iPhoneの動画撮影でf値を変えることはこれまで無かった機能ですので、境界線がはっきりしないのは我慢かなと思います。欲張りはダメですね。笑

2年後くらいには精度が上がることを期待します!

4Kで撮影できない

残念ながら、シネマティックモードでは4Kでの撮影ができません・・・

しかし、僕はプロではないのでHD撮影で十分です。笑

しかも、古い機種と比べるとHDでもかなり高画質なので、思い出のために撮影するのであれば全くデメリットではないと思います!

「え?iPhoneで4Kで撮影できるの?」

って方はこの記事をご参考ください。

初心者必見!iPhoneで高画質4K動画を撮影する方法を解説

結論、シネマティックモードは最高です

本記事では、シネマティクの機能や実際に使った感想をお伝えしました!

使い勝手をしっかり伝えるためにデメリットもお伝えしましたが、それを考慮してもシネマティックモードは最高の機能だと個人的には思います。

近頃はシネマティック映像というのが流行っているので、それをiPhone1台で撮影できることは本当に凄い。さすがAppleです。

私が最初に載せた動画を見てもらうと映像の質の高さは一目瞭然です。

構図さえ考えれば、誰でも人を魅了する動画が撮れること間違いなしです!!

ぜひ皆さんにも一度は使ってほしいです!一度電気屋さんに行って試してみてください。

絶対欲しくなります。笑

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