公立学校に通っている人が人生で最初に迎える大きな壁
私立学校に通っている人が人生で二回目に迎える大きな壁
その名も高校受験。
そんな高校受験を迎える方はこんな悩みを持つ方が多いのではないでしょか。
・英語の単語さえ覚えていないが、簡単な覚え方はないの?
・英単語の丸暗記なんて無理だ!
・学校の単語帳は使いづらい
本記事では、上記の悩みを解決するために丸暗記しない単語帳をご紹介します。
英語の塾講師を3年行い、国立大学の合格へ導いてきた僕が生徒目線の立場で各参考書を比較していますので、ぜひ最後までご覧ください。
大学時代は英語の塾講師を担当。
全生徒の志望校合格、赤点回避を目的に様々な参考書に触れた経験を活かして情報発信します!
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【シーン別タイプ】システム英単語
システム英単語の特徴
システム英単語は単語と文法を両方学べる単語帳。
4つのStepで構成されています!
自身のレベルに合わせて、Step2までやるのも良し。英語力をより高めたい方はぜひstep4までやってみましょう。
単語数、価格、ページ数、音声については以下の通りです。
システム英単語のおすすめポイント
1,800の単語、熟語が取得可能。熟語まで勉強できるなんて一石二鳥!
さらに、文法チェックまであるので、文法書を買わなくても文法基礎は学べます。一石三鳥に!
単語帳、文法書の二冊を買うのもいいですが、覚える量が増えて挫折してしまう場合が多いです。 英語が苦手な人はシスタン(システム英単語の略称)で文法の基礎を学んでから、文法書を一冊買ってみてもいいのではないでしょうか。
また、「あいさつ」「食事」「感情」など、利用シーン別に単語がまとめられています。 例えば「食事」のページでは、注文するときに必要な単語や表現がまとめられているので、日常英会話で活きる英語表現まで覚えられます!
例えば、こんな例。
- Anything else? 「他に何か入りますか?」
-
That’s all. 「それだけで大丈夫です」
ちなみに、この表現は海外に行った時にかなり使います。これを覚えとけば、家族で海外旅行に行った時も大活躍!ご両親からお小遣いがもらえるかも・・・笑
このように、日常英会話で活きる表現を中学生レベルの簡単な英単語で学べるので、海外に行きたい大人の方にもオススメ出来ます!一石四鳥!
【長文読解タイプ】速読英単語
速読英単語の特徴
速読英単語は長文を読みながら単語を覚える単語帳。
4つの章で構成されています!
小学生英語の復習から入るので、最初のハードルが低くて始めやすいです!
単語数、価格、ページ数、音声については以下の通りです。
速読英単語のおすすめポイント
合計で2,300語ですので「多すぎるよ~」と感じる方もいると思います。
しかし、小学生英語の復讐から入るので中学英語となると他の参考書と同程度、もしくはやや多いぐらいの英単語数だと思います。
また、速読英単語は「英文を読む」→「その中の単語を覚える」といったステップなので、一般的な英単語帳とは逆のステップです(普通は英単語の意味を説明した後に、例文がある)。
さらに英文は短文ではなく、中~長文であり、ここは他の書とは大きく異なるポイントです!
単語の丸暗記ではなく、長文から単語を覚えることで単語の使われ方を知ることができ、さらに長文自体もユニーク、興味深い内容ですので学習を楽しく感じるのではないでしょうか。
長文を読むことに慣れていくので、入試の長文対策にもなります!
もちろん、単語の解説もしっかりしています。
【リスニングタイプ】キクタン
キクタンの特徴
キクタンはCDを使って耳から単語を覚える単語帳。
こちらは、3つのレベルで構成されています。(追加でテーマ別英単語帳、基本単語帳もついています)
中学1年生レベル
中学2年生レベル
中学3年生レベル
+テーマ別英単語帳、基本単語帳
たった8週で高校受験に必須の単語が学べます!目標設定が立てやすいのは本書の大きなメリットです。
単語数、価格、ページ数、音声については以下の通りです。
キクタンのおすすめポイント
高校入試レベルの896語を8週で終わるように設定されているので、16語/日のペースで学習すれば2カ月で必要な単語が習得できます!
16語/日と設定されているのが、継続して続けられるポイント!
ちなみに、高校入試レベル編とは別に、テーマ別英単語帳、基本単語帳が後半パートにあるのですべて合わせて計1,350語学べます。
もし受験まで時間がない!という方は高校入試レベル編だけをマスターしましょう!
キクタンという名の通り、耳で英語を覚えることに重視した単語帳となります。 CDではリズムに合わせて単語が流れるので、頭に残りやすいです。朝の準備などの隙間時間で聞くだけでも効果あり!
【語源タイプ】中学英語の語源事典(番外編)
中学英語の語源事典の特徴
中学英語の語源事典は語源から単語を覚えることを目的に書かれた書物です。
単語帳ではないので、番外編としています。
こちらは、2つの章で構成されています。
こちらは接頭辞編、語根編と難しい言葉が書かれていますが、要するに単語の一部の意味から単語を推測できる力をつけられる本です。
今回は単語帳とは趣旨がずれるので、単語数は省きます。
中学英語の語源事典のおすすめポイント
中学英単語を語源から理解できる内容となっています。
中学英単語を構成する41個の接頭辞と126個の語根を理解することで、初めて出会う単語の意味も推測可能となります!
イラスト付きなので、イメージとして語源をインプットしやすい。
正直、本書はかなりレベル高めです。しかし、語源を覚えることは未知の単語と出会った時に非常に役立ちます。僕個人としては是非買って欲しい一冊です。
国公立の大学に受かりたい、高校、大学で英語を楽に覚えたいという方は一度手に取ってほしい参考書です。
すべて覚える必要はないと思うので、辞書のような使い方で単語帳とは別に一冊持つことをおすすめします!
もちろん、高校生以上、大人の方にもかなりおススメです。
まとめ
本記事では、以下の英単語帳をご紹介しました。
ぜひ自分に合った単語帳を選んで、高校受験に向けて頑張ってください!
英語初心者の方にもオススメできる良本ですので、ぜひ高校生以上の方も参考にしてください!
- シーン別タイプ:システム英単語
- 長文読解タイプ:速読英単語
- リスニングタイプ:キクタン
- 語源タイプ(番外編):中学英語の語源辞典